★症状★
　　　・めまいや顔のほてり
　　　　→めまいは熱中症の初期症状！水分、塩分補給を！！

　　　・筋肉痛や筋肉のけいれん
　　　　→手足の筋肉がつったり、手足の痺れも要注意。

　　　・体のだるさや吐き気
　　　　→体がぐったりし力が入らない。吐き気、嘔吐、頭痛を伴うことも。

　　　・汗のかきかたがおかしい
　　　　→汗が止まらない、もしくは全く汗が出ない。

　　　・体温が高い、皮膚の異常
　　　　→皮ふを触るととても暑い、赤く乾燥等。

　　　・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
　　　　→会話が成立しないなど、体がガクガクと引きつけをおこす。
　　　　　ここまで症状がでてしまうと重度な熱中症となりますので早急な治療を！

　　　・水分補給が出来ない
　　　　→呼びかけに反応しないときなど、
　　　　　自分で上手に水分補給が出来ない場合は大変危険な状態です。
　　　　　無理に飲ませるのではなく、ただちに病院の受診を！！

★応急処置★
　　　・涼しい場所への避難
　　　　→エアコンが効いた室内や車内。
　　　　　公園など室内がない場合は、風通りのよい日陰などへ！

　　　・衣服を脱がし、体を冷やす(体温を下げる)
　　　　→ベルトやボタンなど締め付けのあるものは外し、
　　　　　首、脇、足の付根など太い血管が通っている場所を保冷剤等で冷やす。
　　　　　保冷剤等がない場合は水をかけて扇ぐ。

　　　・塩分、水分を補給する。
　　　　→スポーツドリンクが塩分と水分を同時に補給することができるのでオススメ。
　　　　　経口補水液等を常備しておくことも大切です。
　　　　　また嘔吐や意識が朦朧としている状態での水分補給は、
　　　　　水分が気道や器官に入る危険があるため無理やり飲ませない。

★予防★
　　　・とにかく体作りが大切。（気温があがる初夏などから運動を始めておく）
　　　　→エアコンの効いた部屋でゴロゴロしていたら体力も暑さにも負けます。
　　　　　バランスの良い食事、体調管理等も！

　　　・水分補給
　　　　→喉が乾いてなくてもこまめに給水しておく。
　　　　　喉が乾いて飲んでも遅いです。

　　　・塩分補給
　　　　→過度に取る必要はないが、汗をかいたあとなどは積極的に摂取を！

　　　・睡眠環境の見直し
　　　　→体感温度が下がるような寝具や、吸水、通気性のよいものを使う。
　　　　　エアコンの温度を下げすぎない、扇風機の風強めすぎないなど、
　　　　　心地よい環境で睡眠をし、ぐっすり眠り疲れを取る。