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まいぷれ編集部が行く!

≪玉名市≫高瀬裏川 花しょうぶが見ごろ!

5月下旬~6月上旬まで咲いてます

祭りは来年まで延期... でも花たちは今年も元気です

玉名市 初夏の風物詩 花しょうぶが見頃

梅雨入りしてたたきつけるような大雨が連日降って、土のぬかるみが乾いていない、5月下旬の午前。


まいぷれ編集部に花しょうぶが咲いている情報が入り、さっそく「高瀬裏川水際緑地公園」に車で行ってきました。公園には駐車場がありません。そのため、公園に一番近い駐車場の「菊池川河川敷」に向かいました。
「高瀬大橋西」の信号を曲がるとすぐに、左側に1車両分の坂が見えるので下ると、オレンジと黄色の丸っこい花がお出迎え。花の正体はフレンチのマリーゴールド。

5月~7月に見頃を迎えるこの花は、玉名市の主役である花しょうぶに劣らない可愛らしい八重咲。
大人の膝より下ほどの背が小さいマリーゴールドたちは、この花壇を手入れしている人に大事にされているのが分かるほど、しっかりした茎をのばしていました。

去年から暗いニュースなどで落ち込んだ気分に、元気を補充してくれるビタミンカラーのマリーゴールドに自然と笑顔が出ました。

マリーゴールドの絨毯

元気がもらえます

高瀬の玄関口 高瀬眼鏡橋を下ると

菊池川河川敷の駐車場の緩い坂を上り、道路を渡ると石造りの橋と、一人分ほどの幅の階段が見えます。

 

橋の上から下を覗き込むと、長~い紫と白の花でできた川がありました。それが玉名名物、花しょうぶ。その数は約6万6000本と言われていて、その花が川底まで透き通る浅い小川の両脇に咲き誇っていました。

 

コロナ禍ではありますが、なかなかの数の人。それでもみんなエチケットのマスクをして、散歩やカメラ撮影を楽しんでいました。

花しょうぶは前日の雨で水滴を残っていて、キラキラと朝日を反射してキレイでした。
歩いたコースは橋の階段を下ってから反時計回りに散策。一部歩道が整っていないとこは、通常ならもっと間近に見れましたが、あいにくの泥道になっていて滑りそうだったので断念。でも江戸時代から残る石垣と石橋、花しょうぶが写るいいスポットで、景色がとても良かったです。

趣がある石橋

ずんずん進んだ先にはアジサイも咲いていて、これも見事な咲きっぷり。
広げた大人の手よりも大きいアジサイは、ゆっくり歩いて1周30分以上はかかる公園の
一部にしか咲いていないのでぜひ探してみてください。

 

さらに進むと川の上を歩ける橋が見えてきます。紫と白がメインで咲いていた花菖蒲が、黄色の花菖蒲に変わります。全体的にはこの黄色の花菖蒲エリアもアジサイと同様に少なめ。マリーゴールドより控えめな黄色をしていて可憐な印象です。

 

石垣を上って木が植えられた場所まで歩くと、洋風の小店が見えてきます。それがこの公園の美味しい回転焼きが税込100円で食べられる「USAGIYA」さん。学生に人気のお店で、ここに来たら人気商品「海のつぶやき」を食べるのが定番。
木の下に置かれた椅子に座って、花しょうぶを眺めながら食べるのは最高です。頬張ってみると、たこ焼きの具がたっぷり詰まってて美味しかったです。

連日の雨でしっとり 雨粒キラリ

花しょうぶの道が続く

今年も花しょうぶ祭りはなかったけど

祭りはなくても、花の見ごろは毎年あります。花には病院や介護施設でも取り組まれている「フラワーセラピー」があり、心身のバランスを整え、心を和ませ疲れを癒す効果があります。仕事やコロナ疲れや、心の乱れ。落ち込んだ時に、キレイでどんな日も頑張って咲く花を眺めてみませんか?

 

玉名市の花しょうぶの見ごろは毎年5月下旬~6月上旬。マリーゴールドとアジサイもお出迎えしてくれる素敵な名所「高瀬裏川水際緑地公園」と「菊池川河川敷」は今日も誰かを元気にしてくれています。

 

 

▼「高瀬裏川水際緑地公園」住所▼

〒865-0025
熊本県玉名市高瀬


▼近くの駐車場「菊池川河川敷」▼

〒865-0026
熊本県玉名市秋丸

営業時間:8:00~21:00

 

時間外は施錠。大雨で増水の可能性があれば
使用禁止になります。

◆昨年までの様子はコチラからご覧ください

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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。