まだちょっと先ではありますが、
2019年10月1日より消費税が現行の8％→10％に増税なります。
何だかんだ、１年とちょっと後には増税ということです。
5％→8％の現在でさえ、ちょっとした買物でも、
”消費税”の存在をひしひしと感じ、税抜価格に踊らされたりしています。(私の場合)
また、今月1日からはタバコも各銘柄値上げとなりました。
ガソリン代も７週連続値上げでレギュラー160円/L突破しそうです。

ただ！ご存知の通り、全部が10％に増税というわけではなく、
今回初めての食料品等の軽減税率制度が日本で導入され、一部対象商品は8％のまま～という。
が！！！この軽減税率制度がなかなか判断に困るというか、、なんというか
一層のこと一律10％でいいのに！！面倒くさい！！、、、というような感じがいたします。
また政府ではｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞ利用すれば2％分のポイントで還元するよ！！案もでていますね。

とりあえずお店で食べるもの以外の口に出来る食料品（アルコール類除く）と
定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞が軽減税率の対象となります。

いきなりですが今回からコラムネタとして”軽減税率制度”を取り上げたいと思います。

☆軽減税率制度とは

　飲食設備（テーブル、椅子、カウンター等）がある場所において、
　飲食料品を飲食させる役務の提供による場合は税率10％で、
　それ以外のテイクアウト食品や、食材等は軽減税率により率8税％と据え置かれます。

※店内飲食とテイクアウトがある店舗
→顧客に対して店内飲食か、持ち帰りかの『意思確認』を行い、
　軽減税率か否かを店員が判断し販売する。

Ex）ファーストフード店
　　　「いらっしゃいませ、店内でのご飲食でしょうか？？」等の確認。
　　　・店内飲食（食事の提供）のため軽減税率対象外　　 →　 10％
　　　・持ち帰り（飲食料品の譲渡）のため軽減税率対象　 → 　 8％

※ちなみにコンビニは業界は、酒類を除き取り扱う飲食料品全てを、
　イートインスペースでは飲食禁止と「明示」して、
　酒類以外は8％の軽減税率で統一する方向みたいですね。
　イートインスペースは「休憩スペース」として利用できるみたいです、、、。
　　
個別事例編より問題を載せておきます！　8％　or　10％　どちらでしょうか？？

Q1）当社では、生きた魚の販売をしていますが、軽減税率の対象でしょうか？？
Q2）氷の販売は、軽減税率の対象？？
Q3）賞味期限切れの食品を廃棄するために譲渡する場合は？？
Q4）みりん、料理酒等の販売は軽減税率の対象？？
Q5）ノンアルコールビールや甘酒は軽減税率の対象？？
Q6）いちご狩りや梨狩りなどの味覚狩り（潮干狩り、釣り堀等）は軽減税率の対象？？
Q7）セルフサービス方式飲食店での飲食は？？
Q8）屋台のおでん屋やラーメン屋、お祭り等の縁日でのお好み焼きや焼きそばの販売は？？

　　　　　　　→答え＆解説は次回記事に載せます！もしくは下記URLから探してみてください♪
　　　　　　　　
☆国税庁HPよりQ&A集（.pdfで開きます）
▷個別事例編
　https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/03.pdf

▷制度概要編
　https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/02.pdf